【連載第 4 回】スイング動作のエラーを改善!首・腰の痛みを克服するゴルフ特化型エクササイズ

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ゴルフスイングは、非常に複雑で精密な全身運動です。
しかし、この複雑さゆえに、わずかな動作のエラーが首や腰の痛みにつながることが少なくありません。

今回は、ゴルフスイングの主要なフェーズで起こりやすい動作エラーとその改善策に焦点を当て、具体的なゴルフ特化型エクササイズをご紹介します。

トップポジションでの動作エラーとその改善

理想パターン:
トップポジションでは、右膝が軽く曲がった状態(軽度屈曲位)で、右股関節の内旋(内側に捻る動き)が適切に誘導され、それに伴って体幹の回旋がスムーズに起こることが理想です 。

エラーパターン:
よく見られるエラーは、右膝が伸びた状態(伸展位)となり、右股関節の内旋が十分に誘導されないまま、体幹が過度に回旋してしまうケースです。このような動きは腰に大きな負担をかけ、腰痛の要因となり得ます 。

介入方法:

右膝を軽く曲がった状態(軽度屈曲位)に保ち、右足部をわずかに回内(内側に倒す)ことを意識しながら、右股関節の内旋を誘導するトレーニングを行いましょう 。これにより、理想的なトップポジションを習得し、腰への負担を軽減できます。

トップポジション~スイングでの動作エラーとその改善

理想パターン:
トップポジションからダウンスイングにかけて、まず骨盤の左回旋から先行し、その後体幹回旋がスムーズに追従していくのが理想的な動きの連鎖です 。
エラーパターン:
このフェーズで起こりやすいエラーは、骨盤の左回旋が遅延し、体幹回旋から先に動いてしまうことです 。この骨盤と体幹の回旋タイミングのズレは、腰痛や首痛の要因となる可能性があります 。
介入方法

体幹が右回旋位で固定された状態から、足部を地面に固定したまま骨盤を左回旋させるトレーニングを行いましょう 。これにより、理想的な運動連鎖を習得し、腰や首への負担を減らすことができます。

フォロースルー~フィニッシュでの動作エラーとその改善

理想パターン:
フォロースルーからフィニッシュにかけては、「I 型フィニッシュ」と呼ばれる、左股関節の内旋が適切に起こり、スイング動作における重心移動を効果的に止める形が理想です 。
エラーパターン:
左股関節の内旋が十分に起こらず、代わりに腰椎の過度な伸展(反り)で重心移動を補おうとする「リバース C 型フィニッシュ」は、腰に大きな負担をかけ、腰痛の要因となり得ます 。
介入方法:
左股関節の内旋可動域を拡大するための殿筋ストレッチを積極的に行いましょう 。また、左股関節の内旋位を意識しながら、理想的な I 型フィニッシュを獲得するためのトレーニングを反復することで、腰への負担を軽減し、安定したフィニッシュを目指せます 。
これらのゴルフ特化型エクササイズを日常の練習に取り入れることで、スイング動作のエラーを改善し、首や腰の痛みを克服しながら、より高いレベルでのゴルフパフォーマンスを目指しましょう。

店舗情報

店舗名
青山筋膜整体 理学BODY 立川店

営業時間
8:30~22:00

住所
〒190-0012
東京都立川市曙町2-31-4 レジス立川曙町502 

アクセス
JR立川駅 徒歩6分

電話
050-3171-3460

本記事は、インドアゴルフ練習場「八王子ゴルフ」が運営する「八王子ゴルフニュース」編集部が提供しています。

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